「夏休みに入ったら、夏期講習中だけでも子どもを塾に通わせた方が良いのかな...」本格的に塾に通いだす前の中学生や小学生のお子様を持つ保護者の方には特によくある悩みです。実際、短期間だけでも塾に通うことのメリットはたくさんあります。この記事では、塾講師として講習中の短期間でも塾に通う生徒を何人も担当してきた経験から、夏期講習中だけでも塾に通わせることのメリットについて解説します。
講習中期間中だけでも塾に通う生徒は意外と多い!

これまで塾講師として何度も夏期講習や冬期講習を経験してきましたが、「講習期間中だけ塾に通う」という生徒は意外と少なくありません。保護者の方や生徒にその理由を聞くと、
- 本格的に塾に通わせると月謝が高いけど、講習期間くらいなら…
- 学校がある期間は部活が忙しいけど、休み中は余裕ができるから
- 夏休みだけでも塾に活かせないと全く勉強しないから
などが主な理由として挙がっていました。
講習期間中だけ塾に通う生徒はたくさんいるので、友達も誘って検討してみましょう!
短期間でも塾に通うメリット3選

ここからは、講習中の短期間だけでも塾に通うことのメリットを3つ紹介します。講習期間だからこそ得られるメリットもたくさんあるので、一つずつ確認していきましょう!
勉強をする習慣をつけることができる
授業がない夏休み中は、つい部活や友達との遊びに熱中してしまい、勉強をないがしろにしてしまいがちです。「夏休みの宿題を全くしていない」というお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでお子様を夏期講習に通わせることで、長期休み中であっても勉強の習慣をつけてもらうことができます。週に1回だけでも塾で授業を受けることに大きな意味があるので、部活や友達との遊びに忙しいお子様にこそ、夏期講習を勧めてみましょう。
苦手を克服することができる
長期休み中は学校の授業も進行しないので、塾での学びは復習がメインとなります。ここでこれまでの学習をおさらいすることで、分からないまま放置していた単元や、苦手な部分の克服をすることができます。時間をとってゆっくり学ぶことができるので、夏期講習は苦手の克服に最適な場となります。
事前に苦手な単元が分かっている場合には、夏期講習前の面談や説明会などでそれを伝えておくことで、より効率的に授業を進めることができます。(苦手な部分が分からない場合は、苦手部分を見つけるところから始まるので時間がかかります)
数少ない授業数となるので、事前に苦手箇所を伝えておくことが理想です。
勉強の先取りができる
苦手箇所を大方扱った後は、夏以降の内容の先取り授業を受けることもできます。(私の場合、講習期間の前半は復習、後半は先取り授業に充てることが多かったです。)
学校の授業で扱う内容を事前に塾で習った後で、同じ単元を学校で教わることで、記憶への定着が圧倒的に良くなります。
新学期に向けての予習という意味でも、夏期講習の受講は非常に有意義なものとなります。
まとめ
今回は、夏期講習中の短期間だけでも塾に通うことのメリットについて解説しました。
- 講習期間だけ塾に通う生徒は意外と多い!
- 普段部活や遊びで忙しいお子様こそ夏期講習に通うべき!
- 短期間だけでも塾に通うことで多くのメリットが生まれる!
部活や遊びで、学校以外での勉強の習慣がないお子様こそ、講習期間は苦手を克服する絶好の機会です。塾へのモチベーションが湧かない場合でも、お友達がいればやる気も出てくるかと思うので、ぜひお友達も誘ってチャレンジしてみましょう!
この夏がお子様にとって有意義な期間となることを願っています!
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