「中学受験の予定はないけど、子どもを塾に通わせた方が良いのかな?」このような悩みを持つ、保護者の方も多いのではないでしょうか。実際、受験をしない小学生が塾に通うメリットとは何なのでしょうか。この記事では、塾講師として中学受験をしない小学生を教えてきた経験から、小学生が塾に通うメリットについて解説します!
受験をしない小学生に塾は必要?

結論からお伝えすると、「学校の勉強についていけないから」という理由の場合、小学生に塾は必須ではありません。小学校では勉強をサポートしてくれる場を用意してくれていることも多いので、わざわざ塾に通わなくても学校でカバーすることができるからです。
しかし、「学校の先生が怖い」「今は授業にはついていけているけど、この先が心配」「学校の授業の先取りをしたい」「勉強の習慣をつけさせたい」など、ご家庭によって塾を検討する理由は異なるかと思います。
そこでここから紹介する小学生が塾に通うメリット・デメリットを参考に、お子様を塾に通わせるかの最終判断をしていただければと思います。
小学生が塾に通うデメリット3選

まず初めに小学生が塾に通うデメリットについて紹介します。
お金がかかる
お子様を塾に通わせることで塾に支払う月謝やテキスト代などが必要になります。授業の数にもよりますが、1ヶ月に数万円ほど必要になることもあります。
塾に支払う額は決して安いものではありませんので、事前に料金を調べておくようにしましょう。
友人との時間が少なくなる
小学生は遊びたい年ごろ。遊ぶ時間を削って塾に通うことをご本人は嫌がるかもしれません。また、塾に通うだけでなく、学校の宿題に加えて塾の宿題もこなす必要があるので、必然と自由に使える時間は少なくなります。
お子様の意見もしっかりと尊重した上で入塾を検討しましょう。
帰宅時間が遅くなる
塾の授業の時間次第では、帰りが遅くなることがあります。まだまだ小さなお子様ですので暗い時間に一人で帰宅させるのには抵抗があるかと思います。
保護者の方が送迎をするにしても、その分時間が取られてしまうことは理解しておきましょう。
小学生が塾に通うメリット3選

ここまで塾に通うデメリットについて紹介しましたが、メリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
勉強をする習慣が身に付く
小学生のうちから勉強をする習慣が身に付いているお子様は多くありません。塾に通うことで、塾の授業や宿題を通して、日常的に勉強をする習慣が身に付きます。
中学校や高校でも必要となるこの習慣を、小学生のうちから身に付けることは大きなアドバンテージとなります。
学校内容の理解を深められる
学校の授業内容についていけていない場合は、塾でサポートをしてもらうことができます。何らかの事情で学校で先生に質問しづらい場合には、塾で教えてもらうことも有効です。
また、すでに学校の内容を理解している場合でも、より応用的な問題を塾でこなしていくことで、さらに深いレベルまで理解を深めることができます。
小学校はあくまで勉強のベースを学ぶ場なので、発展的な内容を学びたい場合には塾を活用しましょう。
中学の内容の先取りができる
学校の授業についていけている場合、小学校の高学年になると中学校の先取り授業を受けられることがあります。
小学校のうちから先取り授業を受けることで、周りの生徒たちに大きな差をつけることができます。地域にもよりますが、中学校1年生の評定が高校受験に影響することも。
私自身、高校受験直前になって、「中1から勉強しておけばよかった!」と言う生徒を何人も見てきました。
高校受験を見据えて小学生のうちから塾に入るというのも、決して早すぎる選択ではありません。
デメリットを軽減するためには

ここまで中学受験の予定がない小学生が塾に通うデメリットとメリットについて解説してきました。塾に通うことはメリットだけでなく。もちろんデメリットも存在しています。ここからは、そんなデメリットを少しでも軽減するおすすめの学習方法を紹介します。
オンライン学習の利用
タブレットを使用して学習することが当たり前になった今、自宅でのオンライン学習も注目を集めています。
通信教育は自宅で勉強を学ぶことができるので、帰宅時間を気にすることなくお子様に勉強の機会を与えることができます。
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まとめ
今回は、中学受験の予定がない小学生が塾に通うデメリットとメリットについて紹介しました。
- 受験の予定がない小学生に塾は必須ではない
- しかし、塾に通うことのメリットはたくさん存在する
- デメリットを減らすためにはオンライン教育もおすすめ!
中学受験の予定がない小学生にとって、塾での学習は必須ではありません。しかし、小学生のうちから勉強をする習慣をつけておくことで、その後にも大きなアドバンテージが生じます。
初めての塾はハードルが高いかもしれませんが、通信教育などを活用して、お子様が少しでも楽しく勉強ができる機会を与えてみてはいかがでしょうか。



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