高校受験は中学1年生から!?中1の成績が重要な3つの理由を解説!

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「中学1年生の成績は高校受験には関係ない」「中1から高校受験を見据えた勉強は必要なの?」そう思ってはいませんか?実は中学校1年生の成績は高校受験の合否を左右する非常に重要な指標となる場合があります。実際、私もこれまでの塾講師としての経験の中で、高校受験前に中1の頃の成績を軽視していたことを後悔する受験生をたくさん見てきました。そこでこの記事では、なぜ中学1年生の頃の成績から高校受験で重要になるのかについて、つの理由を解説します。受験を前にして後悔しないよう、ぜひ最後までご覧ください!
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中1の成績が重要である3つの理由

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冒頭で中学1年生の成績が高校受験の結果を左右する場合があるということをお伝えしましたが、なぜそういった場合があるのでしょうか。早速その理由について紹介していきます。

中1の内申点が高校受験の評価材料になる場合がある

これが最も大きな理由ですが、都道府県によっては中学1年生から3年生までの成績を合算して、高校受験時の内申点として評価されます。その配分も都道府県によって異なりますが、主な公立高校での例を挙げると以下になります。

  • 北海道:中1/中2/中3の成績を2:2:3の割合で評価
  • 群馬県:中1/中2/中3の成績を1:1:1の割合で評価
  • 大阪府:中1/中2/中3の成績を1:1:3の割合で評価

一方で、中学1年生の成績が含まれず、以下のような計算方法を取る都道府県もあります。

  • 神奈川県:中2/中3の成績を1:2の割合で評価
  • 東京都:中3の成績のみを評価

このように、地域によって評価の割合が変わったり、評価に含まれなかったりするので、詳細は各都道府県のHPをご参照ください。

進路選択の幅が広がる

1つ目の理由に関係するものではありますが、中学1年生の成績が高校受験で評価される場合、高い成績を取っておくことで進路選択の幅が広がります。

「内申点が低かったせいて、第一志望の高校を諦めないといけないかもしれない」そんな事態にならないためにも、1年生の頃から成績を意識しておくことは非常に重要です。

中2・中3の内容の土台になる

ここまで中学1年生の成績が高校受験に影響する都道府県の例を挙げて理由を紹介してきましたが、中1の成績が内申点に直接関係しない場合であっても、当然成績は重要な指標となります。

その理由が「その後の内容の土台となるから」というものです。

中学1年生で学ぶ内容(特に数学や英語)は、中2・中3で勉強する内容の土台となっており、ここを疎かにしてしまうと、その後の内容も芋づる式に理解が難しくなってしまいます。

その結果「どこが分からないのかが分からない」というような事態にも陥りかねないので、高校受験に直接影響しない場合でも、中1の成績は意識しておくようにしましょう。

中学1年生からから高校受験を意識するのは難しい

退屈そうに勉強

ここまで中学1年生の内容が高校受験で重要になる理由について解説してきました。とはいえ、「1年生のうちから高校受験を見据えなさい」と言われても、小学校を卒業したばかりのお子様にはなかなか意識するのが難しいと思います。

そのため、特にお子様を塾に通わせていない場合には、せめてテスト前だけでも保護者の方が勉強のサポートをしてあげましょう。

「勉強の仕方が分からない」「教え方が分からない」という場合には、以下の記事で塾に通っていないお子様におすすめの学習方法について紹介していますので、合わせて確認してみてください。

中2以降でも挽回は可能

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ここまでを読み、「中2になってしまった今、ここから勉強を頑張っても手遅れなのかな…」そう思っている方、安心してください。中学2年生以降からでも挽回は可能です。

中1の成績が高校受験に影響する場合でも、中2、中3で成績を押し上げれば、他の生徒との大差はできません。

また、そもそも高校受験は内申点と受験当日のテストの2軸で評価がされるので、たとえ内申点が低かったとしても、当日のテストの点数が良ければ問題はありません。私の過去の教え子にも、試験当日の点数で逆転合格を掴んだ生徒が何人もいます。

しかし、内申点が高い生徒と比べると、スタート地点で遅れを取っていることは理解しておきましょう。

何にせよ大事なことは、今の段階から周りの生徒に追いつくための最善の方法を考えて行動することです。

まとめ

今回は中学1年生の頃の成績が高校受験において重要となる3つの理由について紹介しました。

  • 都道府県によっては内申点に中1の成績が含まれる場合がある
  • 高校受験に直接影響しない場合でも、その後の土台作りのために勉強は必須
  • たとえ中1の成績が良くなくても、中2・中3でも挽回可能!今からできる最善の方法を考えよう!

小学校を卒業したばかりの中学生に、「高校受験を見据えた勉強を!」と伝えてもなかなか行動に移すのは難しいと思います。

いきなり毎日何時間も勉強させるのではなく、まずはテスト前だけでも勉強する習慣をつけてもらうことが大切です。部活も始まり、勉強との両立が大変になることもあるかと思いますが、高校受験前になってから後悔しないよう、早いうちから準備を整えておきましょう。

普段は塾に行くのが難しい場合には、「部活がなくなるテスト前だけ映像授業で復習する」といった勉強方法もおすすめです。ぜひ下のバナーから内容を確認してみてください!

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