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「赤本を購入したけどどう使えばいいか分からない!」こんな悩みを抱えているお子様も多いのではないでしょうか。実はせっかく時間をかけて過去問を解いたとしても、解きっぱなしで終わっていては、問題を解いた意味はありません。そこでこの記事では、赤本の効果を最大限発揮する使い方について紹介します。これまでの塾講師としての経験の中で実際に授業で活用してきた使用方法なので、ぜひ参考にしてみてください!
過去問を解いただけでは意味がない!

赤本を購入して、問題を解いた後に答え合わせだけをして満足してしまってはいないでしょうか。その使い方では、過去問から得られる効果のほんの一部しか活用できていません。
本当に意味のある活用方法をするためには、十分に時間をかけ、丁寧に問題に取り組む必要があります。ここからは、赤本の効果を最大限に発揮する使い方について紹介します!
赤本の効果を最大限発揮する使い方

上述した通り、赤本はただ問題を解いて答え合わせをするだけでは真の効果を得ることはできません。
では、どんな使い方をすれば十分な効果を得られるのでしょうか。
問題の傾向を読み取る
過去問を何年間分か解いているうちに、出題される問題の傾向が読めてくるはずです。
「穴埋めの問題が多い」「配点の高い大問がある」「問題をゆっくり解いていては時間内に間に合わない」など、出題者によって問題に特徴があります。この特徴を知ることで、受験本番の対策をすることができます。
例えば、「時間が足りないから配点の高い問題を先に解いておこう」「語句で答える問題が多いから、漢字でも答えられるようにしておこう」といったように、戦略を立てることができるのです。
条件を厳しくして解いてみる
あえて条件を厳しくして問題を解いてみることも一つの方法です。
受験本番は、どうしても普段よりも念入りに問題を解こうという意識が芽生えてしまうため、時間が足りなくなりがちです。
そのため、過去問の段階からあえて制限時間を厳しくして問題を解くことで、本番でも時間に余裕を持って問題に取り組むことができます。
初めのうちは難しいかもしれませんが、何度も繰り返し問題を解くことで、早く問題を解く癖がついてくるはずです。
答え合わせに時間をかける
これが最も重要なポイントです。
答え合わせには、問題を解く時間以上に時間をかけて丁寧に取り組みましょう。
ただ単に答えだけを見るのではなく、たとえ合っている問題であっても解説を読み込みましょう。
科目によっても解説の読み方は異なります。
例えば数学であれば、答えまで導いたプロセスは合っているか、別解でも答えられるか。英語であれば、文法に誤りはないか、長文の解釈は合っていたか、問題の中に分からない単語はなかったか。社会であれば、解説の中に知らなった内容は載っていなかったか。
など、様々な使い方ができます。
解説から読み取れる内容は非常に豊富にあるので、答え合わせには十分時間を取って、吸収できる知識は全て頭に入れるくらいの勢いで取り組みましょう。
ちなみに、解説に時間をかけてじっくり読み込む場合には、難関校過去問シリーズがおすすめです。大学受験のみの対応になりますが、志望校の過去問が科目ごとに詳しく解説されています。ぜひご自身の志望校のものを探してみてください!
使い終わった過去問はどうする?

無事受験を終えた後、悩みの種になるのが、使い終わった教材の処理です。
通っていた学校や塾に寄付をするのも1つの手ですが、せっかくならお金に換えてしまいたいという方もいらっしゃるかと思います。
実は古本屋などでは、あまり高価買取は期待できないのですが、専門の買取サイトを活用することで、相場よりも高い値段で買取をしてもらえる可能性があります。
ブックスドリームは参考書や赤本、予備校テキストなどに特化した専門の買取サイトです。赤本だけでなく、受験に使用した教材も買取の対象になるので、受験後の教材の処理方法に悩まれた場合には、ぜひ申し込みを検討してみてください!
まとめ
今回は、赤本の効果を最大限に発揮する使い方と、受験後の処理方法について紹介しました。
- 赤本は、問題を解いて答え合わせをするだけでは意味がない!
- 十分に時間をかけて、丁寧に問題を解くことで、過去問の効果を最大限発揮できる。
- 受験後に使わなくなった教材は買い取ってもらうことも検討しよう!
受験勉強に欠かすことのできない赤本ですが、使用方法を間違ってしまえば、せっかく時間をかけて取り組んでも意味がありません。
十分に時間をかけ、解説まで読み込むことで初めてその効果を最大限発揮できるのです。
今回紹介した内容を参考に、ぜひ赤本を有効活用して受験に備えてください!


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